天体観察スポットの選び方|光害の少ない場所を見つけよう
良い天体観察には場所選びが重要です。光害とは何か、ダークスカイスコアの読み方、おすすめスポットの探し方を解説します。
光害とは何か
光害(こうがい)とは、街灯・看板・建物の照明などが空を照らし、夜空を白く明るくしてしまう現象です。都市部では光害が強く、肉眼で見える星の数が大幅に減ります。東京都心では1等星しか見えないこともありますが、光害の少ない山間部では数千個の星を肉眼で楽しめます。
ダークスカイスコアとは
このサイトで使用している「ダークスカイスコア」は、その地域の光害の少なさを0〜100点で表した指標です。
・90点以上(Sランク):天の川がくっきり見え、天体観察の理想的な場所 ・75〜89点(Aランク):条件の良い夜には天の川が見える ・60〜74点(Bランク):郊外に出れば多くの星を楽しめる ・40〜59点(Cランク):明るい流れ星や月食は楽しめる ・39点以下(Dランク):光害が強く、山間部への遠征を推奨
都道府県ページでお住まいの地域のスコアを確認してみてください。
良いスポットを探すポイント
以下のような条件を満たす場所を探しましょう。
・周囲に街灯や看板が少ない ・南側(流星群の放射点が多い方向)の地平線が開けている ・車が入れる駐車場があり、安全に過ごせる ・標高が高いほど大気の影響が少なく星が見えやすい ・海岸・山頂・高原など、視界が広い場所が理想的
また天文台の近くは天文ファンが集まることが多く、初心者でも安心して観察できます。
スマホアプリで光害マップを確認
出かける前にスマートフォンアプリや「光害マップ(Light Pollution Map)」で目的地の光害状況を確認するのがおすすめです。
グーグルマップで衛星写真を見ると、夜間の明るさ(人工照明の分布)をざっくり把握できます。色が暗いほど光害が少ない場所です。また「星空指数」を提供する天気予報サービスも参考になります。
安全に楽しむための注意事項
・夜間の山道・山頂は危険です。日没前に到着しましょう ・駐車場所・トイレの事前確認を必ずする ・2人以上での観察が安心。単独行動は避ける ・スマートフォンの充電を十分にし、緊急連絡できる準備を ・ヘッドライトは星に慣れた目を守るため赤色LEDモードを活用 ・国立公園・自然公園では夜間立入禁止エリアがある場合があります
最終更新:2026-04-26